着色を落として白い歯を手に入れる

顔の中でも口元は意外と視線が集まる場所です。歯が白くないと恥ずかしくてなかなか笑顔が見せられないと思ったり、笑うのが怖いと思ったりしてしまいませんか。毎日ちゃんと歯を磨いているのに、歯が白くならないと困っている方に、歯の着色を落として白くする方法を教えます。

白い歯を手に入れて、明るい笑顔を取り戻しましょう。

歯が着色される原因

歯が茶色く着色されるのはなぜでしょうか。そのいちばんの原因は食事です。お茶やコーヒーや紅茶には歯を茶色く染めてしまうカフェインやタンニンという色素成分が含まれています。赤ワインやカレー、チョコレートなどにもそういった歯を着色してしまう成分が含まれていて、それらを飲んだり食べたりすることで歯に色素がついてしまうのです。

歯のエナメル質が剥げてしまうことで、下の象牙質が透けて見えるようになり、歯が白く見えないケースもあるようです。着色の原因は食事だけでなく、喫煙も歯を茶色く染める原因となっています。歯の着色を防ぐには食後口をゆすいだり、歯磨きをしっかりすることです。

しかし、それだけでは歯の白さを守り続けるのは難しいでしょう。

自宅でできる歯の着色を落とす方法

一番簡単に歯の着色を落とす方法としては、自宅での歯磨きがあげられます。煙草による着色にはポリエチレングリコール、ステインにはピロリン酸ナトリウムやメタリン酸ナトリウムなどの成分が含まれるホワイトニング効果がある歯磨き粉を使って歯磨きすれば、汚れを落とすことができるのです。

歯磨き粉は薬局やホームセンターなどどこでも売っていて、値段も数百円とお手頃です。まずは歯磨き粉を使って着色を落としてみましょう。また、歯ブラシ自体も着色を落として歯を白くするのに特化したものがあります。

超音波で汚れを浮かせて落とす電動歯ブラシがあるので、購入してみるといいでしょう。お手軽に自宅でケアできるのでお勧めです。電動歯ブラシや歯磨き粉では落ちない汚れも、歯の消しゴムを使えば落ちるケースもあります。

歯の消しゴムはシリコンゴムが用いられており、普通の消しゴムのように歯を擦ることで汚れが落ちるようになっているのです。知っている人も多いですが、重曹にも歯の着色を落とす効果がありますね。使い方は至って簡単で、濡らした歯ブラシに重曹を振りかけてすべての歯に重曹が行きわたるようにブラッシングするだけです。

汚れが落ちやすくて、虫歯の予防も期待できるようです。

歯医者で歯科検診のついでに着色を落としてもらう

家の歯磨きでなかなか効果が現れない時は、歯医者に行ってみましょう。歯科検診もしてもらえて、歯を綺麗にもしてもらえるので一石二鳥です。ただ、自分でケアするよりは検診費が入っているので高くついてしまいます。

最初はまず検診だけで終わり、二回目、三回目と通ってやっと歯を綺麗にしてくれるというように、時間と費用が高くつくのが難点です。その代わり、虫歯や歯周病などの他の病気にかかっていないかもきちんと見てくれます。

歯科検診ついでに着色をしっかりと落としてもらうのもいいです。歯医者でクリーニングをしてもらうことで、自宅ではできない歯と歯の隙間につまった歯垢の除去がしてもらえます。専門医の手によって歯の着色を除去してもらえるので、自宅で行うよりも歯を傷付けずに安全に歯を白くしてもらえるのも魅力的です。

ちゃしぶを簡単に落とすことができますが、定期的にクリーニングを行わないと再び歯が茶色く着色されてしまいます。

Professional Mechanical Tooth Cleaningで歯を白くする

Professional Mechanical Tooth Cleaningとは、歯医者でフッ素を配合したジェルを使って機械で歯を研磨して着色を落とすことです。クリーニングよりもさらに細かく歯を綺麗にできる方法で、数ミリの深さにある歯茎の間の歯垢も取り除くことができます。

歯の汚れと着色の両方をきれいに除去することができるだけではなく、一定期間は歯の表面に汚れや歯垢がつきにくくなり、より長い間白い歯を保つことができるのです。

ただし保険が適用されないので、クリーニングよりも費用がさらに高くついてしまいます。歯医者によって金額は変わりますが、二千円以上から二、三万ほどの間の費用がかかる場合が多いので、気をつけましょう。歯の表面へのカルシウムの補強を助けて白さを保ってくれます。

それだけではなく、すみずみまで汚れを取り除くことで口全体の清潔さも保つことができ、歯肉炎や歯周病の予防に役立ち、さらには口臭の防止にも繋がるのがメリットです。

オフィスホワイトニングをする

オフィスホワイトニングとは、濃度の高いホワイトニングの薬と特殊な光線によって、歯の汚れを落としてさらに白い歯にすることです。一回行うだけで高いホワイトニングの効果を実感できることがとても多く、満足度が高い施術となっています。

専門の歯科医や衛生士にやってもらうので、白さにムラができることもなく、ホワイトニング後はしばらくのあいだですが、歯の着色を防いでもくれるのです。

歯磨き粉や電動歯ブラシなどを使って自分でケアするとどうしてもムラができてしまいますが、オフィスホワイトニングではしっかりとすみずみまでケアしてくれます。歯のクリーニングと同様に、虫歯のチェックや歯周病についてのチェックも行ってくれるので、歯の白さだけではなく、歯や口の中ぜんたいの健康にも繋がるでしょう。

もちろん歯石もきれいに取り除いてくれるので、口腔の病気をあらゆる面で防いでくれます。歯を削ることなく白くできるというメリットがある一方で、医療行為ではないので医療費控除の対象となりません。そのため費用は全額自分で負担しなくてはならず、金銭面の負担が大きいです。

薬剤が高濃度なので、歯にしみて痛いという症状が表れることがあったり、歯の状態によっては受けられないケースもあるようです。

歯の着色を落として白い歯を手にいれるメリット

歯の白さは、見た目の清潔さや若さに繋がります。歯が白ければ相手に爽やかな印象や明るい印象を与えることができ、第一印象がよくなるでしょう。それに自分自身も歯が白いことで、笑顔を見せるのが恥ずかしくなくなり、自然と笑顔を浮かべられるようになるというふうに、精神面にもよい影響を与えてくれます。

実際に、歯が白いと実年齢よりも若く見えることが多いです。反対に歯が汚いと、不潔に見えてしまったり老けて見えてしまったりする可能性があるでしょう。一度白い歯を手に入れると、今後も歯を白く保とうと思うようになり、それが虫歯や口腔内のトラブルの予防にもつながります。

美容面だけではなく、健康、精神などあらゆることにいい影響を与えるのです。

参考リンク(大阪 ホワイトニング